勉強、読書、趣味

大学院の研究のこと、読書のこと、趣味のこと

日本語家庭教師へ行ってきました。Gさん

お久しぶりです。

 

まつよです。

 

私は今、日本語の家庭教師をしています。

私が住む国では日本語の学習熱が高く、日本語を学習する人も多いです。

 

私は2018年の冬に海外移住を決め、それに先立って、日本語教師の資格の1つである@日本語教育能力試験」を受験し、1発合格しました。(1発合格といえば、すごく勉強がんばったんだと思われると思うのですが、もともと私の大学の専攻が、日本語教育と重複している部分があり、直前に問題集を解く勉強で合格ができました)

 

今日の生徒さんは、4か月のお子さんがいらっしゃるパパです。近い将来日本への移住を考えておられ、そのために日本語を勉強するということでした。

 

日本語の家庭教師をする際には、1人1人のペースや興味に合わせて授業をアレンジすることが大切だと思います。

 

その方は、ご自身が、文章を読むことに困難がある方とおっしゃっており、また、授業を始めると、かなり短時間で疲れを感じられるようなので、頻繁に休憩を入れながら授業を進めています。

 

教科書は「まるごと」を使っています。「まるごと」は国際交流基金が作成した教科書で、会話をしたい方には適した教科書です。私は、ほとんどの生徒さんに対して、まるごとの使用を進めています。

 

レッスンを提供するのは私の方ですが、その方の熱心な勉強態度から、私の方が学ばされたり、気分がよくなります。

 

長く続けてくれると嬉しいなと思います。

 

 

 

【読書録】Think Clearly 内なる成功こそが、真の成功だ

内なる成功とは心の充実や平静を手に入れることだ。 

 世間では富豪ランキングなどが取りざたされて、お金をもうけた人がすごいとあがめられるような風潮があるけれど、目指すべきは内なる成功者だという話。

心の安らぎを手に入れた人は、不運に見舞われても取り乱すことはない。高く飛行しようが緊急着陸をしようが、心の平静は乱されない。 

 

  さらにアメリカのバスケットボールの名コーチジョン・ウッデンの言葉。

成功とは、最高の自分になるために全力を尽くしたあとに得られる、心の平和のことだけ考える。 

 

この本は、周囲の雑音に流されず惑わされず、自分のやりたいことに集中するべき、ということを教えてくれた本でした。

 

今の時期に出会ってよかった。

 

(終わり)

【読書録】Think Clearly 謙虚でいた方が生きやすい

割と読みごたえがあるので、なかなか読了しません。

 

この本は友人が買ったと言っていたので私も真似して買いました。

 

なんというか、、、これまでの自己啓発本では言わないようなこと、むしろちょっと逆のようなことを言っていて興味ふかい。

 

「謙虚でいたほうが生きやすい」

 

なんだか最近SNSなどで、みんなきれいなプロフィール写真に、資格ややっている事業などてんこ盛りのプロフィールを出して、毎日言い切り型のちょっとかっこいいツイートをして、、、という人が多い。

 

実は、自分もちょっと若者文化を体験してみようとアカウントを作り、資格や経歴で埋めたプロフィールを作り、時々ツイートしている。

 

また、最近のオンラインはやりで、オンラインの勉強会などに参加し、その時にさらった自分の経験を話したり。。。

 

で、少しそういうことを続けた今、ちょっと疲れが出てしまった。

 

  • 時間がとられる
  • いろいろ情報に振り回される
  • 他人がすごいと思ってしまう、自分と比較して焦る

「謙虚でいた方が生きやすい」

「行き過ぎた自己評価」は現代社会の病だ。

 

その他にも、メモしていないけど、情報を制限する、本はたくさん読みすぎない、あれこれ手を広げようとせず得意分野で勝負する、などのこれまでの自己啓発本にはなかったようなことが書いてあった。

 

今の自分の心にはピッタリ。

 

SNSなどは完全にやめるとまではいかずとも、本来自分が優先すべきことを絞り込み、無駄な雑音や時間を浪費するような行動は自分で制限していこうと思ったのでした。

 

(おわり)

 

教授との面談1回目

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指導教授と研究内容についての相談をしました。

 

準備物

A4で3枚程度の研究計画アイデアをまとめたもの(まだぐだぐだですが、なんとかまとめました)

 

でも、まったく異なる3つのテーマ案を書くという、頭の中のカオス状態をよく表した資料です。

 

通信のコースなので、先生と時間を決めたあとは、先生からオンラインシステムのリンクとPWが送られてきました。

先生はお忙しいにも関わらず約2時間、相談に応じてくださいました。

 

流れは、

①私の方から資料に基づいて、今の考えを説明

②先生からそれぞれの考えについてご意見をいただく。

 

先生からいただいたフィードバックの中で、心にとめておきたいことをこちらにまとめます。

 

  • まず「何を知りたいのか」を決める。今は広すぎるので、もう少し絞る。例えば、談話分析をやるなら、その中のどういう機能について研究するのか(依頼表現、断り、ほめ、不満表現、など)
  • 修論レベルのものにはなれない。修論レベルならなんとか書けるといった感じで、テーマによりレベル感が異なってくるので、修論が書けそうなテーマになるものを選ぶこと。
  • 博士を考えているならば、博士にも広がるようなものを。ただし、修士と博士でテーマを変えることはよくある。それでも修士でやったことが無駄にならない。逆に1つのテーマばかり突き詰めているとそれ以外がわかっていない、狭い視野になる。
  • 聴解ストラテジーも談話分析も広がりはある。

→とにかく、テーマを絞って、先行研究を読みまくってみること、が大事なんだとわかりました。

 

先生お忙しい中ありがとうございました。

 

(おわり)

【大学院】談話分析

日本の通信制大学院に通って応用言語学を研究しているまつよです。

 

明日の先生相談に向けて資料を整えています。

 

相談内容は修士論文のテーマについてです。

まだ1年生で入学したばかりなのですが、なかなかテーマが絞れずに困っています。

 

やりたい内容の中に談話分析というのがあります。

 

「談話分析 やり方」などとググっていると、とてもよくまとめられたブログにいきあたりました。

 

会話分析とディスコース分析の違いについて – 旅する応用言語学

 

この方すごい。ブログもとても内容濃くわかりやすく整理して発信されています。

 

このブログによると、私がやりたいのは「批判的談話分析」と呼ばれるものに近いようです。

 

なんとなく思い描いているのは、、、日本と台湾の映画、どちらかが本家でどちらかがリメイク版の会話を分析して、女性の言葉に違いがあるかを調べてみたい、といった感じです。

 

このテーマを思い立ったきっかけは、台湾に来て、総統選挙をまじかで見て、台湾は日本に比べて女性進出が進んでいるなと思いました。日本だと、首相をはじめ国会議員も男性の比率が高いし、東京都庁は女性というのは私にとってはとてもうれしいことですが、全体的にはまだまだです。

 

その原因の一つとして、言葉の問題があると思うのです。中国語も、初めての人に使う丁寧な言葉はあるけれど、日本のようにガチガチな敬語があるわけではありません。

日本だと、年上に使うことば、男性言葉、女性言葉と明確に分かれており、新入社員が敬語ができないと「近頃の若者は敬語ができない」、女性が少しきつい言い方をすると「女なのにそんな言い方をして」といった言い方をされたりします。

 

そこに目を付けて、映画の中に見られる台日の女性の表現の違いを分析できたらと思ってます。

 

さて、先生への相談資料にうまくまとめてみよう。

 

(おわり)

 

 

 

 

 

 

【大学院】教授相談用の資料を作成する。

私の所属している大学院は通信制です。ただし、入学式、オリエンテーション、スクーリングと1年に10日程度?は実際に大学に行く機会があります。

 

しかし、今年度はコロナウイルスの関係で、入学式、オリエンテーションが中止になり、オンラインで配信されるビデオを見ることしかできませんでした。入学式やオリエンテーションが実施されていれば同級生との顔合わせができていたはずですが、それが叶いませんでしたので、いまだにクラスメイトという存在がないまま黙々と進めています。

 

何か取りこぼしていることはないか?今自分はこれをやっていて大丈夫なのか?何か忘れている締め切りはないのかな??

 

結構不安です。

 

指導教官との論文の打ち合わせなども、みなさんどのくらいのペースでされているのでしょうか?

 

それぞれの状況にもよるのでしょうが、目安みたいなものがあればやりやすいかなと思ったり。

 

明日は指導教官とのオンライン打ち合わせです。

 

研究テーマが絞り切れないことの相談です。

 

昨日は、もともと研究計画で提出していた「聴解ストラテジーの研究」について、参考文献をまとめていました。今日の夜で、他に興味を持っている社会言語学と異文化コミュニケーションについても少し調べてみようと思います。

 

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「もうどうにも絞り込めない」「頭がぐちゃぐちゃだ」と思っていたけど、文章として書き始めるとそれなりにぼんやりと道筋が見えてきたりもしています。

 

「書くこと」は大事といろんなところで最近聞くけど、確かに、と思う今日この頃です。

 

(おわり)

【読書録】Think clearly~フォーカシングイリュージョン~

フォーカシングイリュージョン

 

Think clearlyという本を読み始めました。

booklive.jp

 

特定の要素だけを過大評価しないよう十分な距離を置いて比べてみる

 

あの時仕事をやめていなかったら、もし高校の時に希望していたアメリカ留学ができていたら、30歳でイギリス大学院留学した時に、そのまま仕事を見つけてイギリスに残っていたら。。。いろいろ思うことはある。でも、環境なんてほんの小さな差だと著者は言う。

 

自分の人生をできるだけ距離を置いて捉えてみてほしい。

 億万長者だって、日々の生活は、寝て、食べて、仕事して、の繰り返し。

(まぁ、高級な寝心地の良いベッドで寝て、お金に糸目をつけず食べたいと思ったものを食べることができて、仕事の移動はプライベートジェット、という生活は、やっぱりうらやましいけれど、それらと私たちの生活の差異はほんの小さなものだと筆者は言う。)

 

まぁ、どう生きるかっていうのが大事ってことね。他人の畑を青くみてばかりでは幸せになれないってことね。

 

フォーカシングイリュージョンか。