【大学院】談話分析
日本の通信制大学院に通って応用言語学を研究しているまつよです。
明日の先生相談に向けて資料を整えています。
相談内容は修士論文のテーマについてです。
まだ1年生で入学したばかりなのですが、なかなかテーマが絞れずに困っています。
やりたい内容の中に談話分析というのがあります。
「談話分析 やり方」などとググっていると、とてもよくまとめられたブログにいきあたりました。
会話分析とディスコース分析の違いについて – 旅する応用言語学
この方すごい。ブログもとても内容濃くわかりやすく整理して発信されています。
このブログによると、私がやりたいのは「批判的談話分析」と呼ばれるものに近いようです。
なんとなく思い描いているのは、、、日本と台湾の映画、どちらかが本家でどちらかがリメイク版の会話を分析して、女性の言葉に違いがあるかを調べてみたい、といった感じです。
このテーマを思い立ったきっかけは、台湾に来て、総統選挙をまじかで見て、台湾は日本に比べて女性進出が進んでいるなと思いました。日本だと、首相をはじめ国会議員も男性の比率が高いし、東京都庁は女性というのは私にとってはとてもうれしいことですが、全体的にはまだまだです。
その原因の一つとして、言葉の問題があると思うのです。中国語も、初めての人に使う丁寧な言葉はあるけれど、日本のようにガチガチな敬語があるわけではありません。
日本だと、年上に使うことば、男性言葉、女性言葉と明確に分かれており、新入社員が敬語ができないと「近頃の若者は敬語ができない」、女性が少しきつい言い方をすると「女なのにそんな言い方をして」といった言い方をされたりします。
そこに目を付けて、映画の中に見られる台日の女性の表現の違いを分析できたらと思ってます。
さて、先生への相談資料にうまくまとめてみよう。
(おわり)